名前:ジェームズ・トーマス・バイフォード・マッカデン

所属:イギリス陸軍・空軍

階級:少佐

誕生日:1895年3月28日

死没日:1918年7月9日(23歳 事故死)

撃墜数:57機

叙勲:ヴィクトリア十字章 DSO MC クロア・ド・ゲール勲章

経歴:子供の頃からメカ好きだったマッカデンは1913年に整備兵としてイギリス陸軍航空隊に勤務していたが、第一次大戦勃発と同時に偵察士兼機銃手となった。その後、操縦術を学んで第29飛行中隊に配属され、1916年9月9日にD.H.2戦闘機により初撃墜を記録し、1917年2月15日には5機目を撃墜してエースとなった。イギリス本国で5カ月間飛行教官を務めた後、フライト指揮官として第56飛行中隊に転属し、主にS.E.5aに搭乗して1917年7月21日から1918年2月26日までの7カ月間に52機を撃墜して総撃墜数

を57機とした。この時点でマッカデンは大英帝国戦闘機隊のトップエースに立ったが、3月には本国に呼び戻され再び飛行教官を務めた。その後本人の強い希望により、第60飛行中隊の指揮官として最前線に復帰することとなったが、赴任途中の7月9日に離陸事故により死亡した。

なお、マッカデンの兄ウィリアムと弟ジョンも戦闘機パイロットになったが、二人とも大戦中に死亡した。弟のジョン・マッカデンは8機撃墜のエースだったが、ドイツのエース、ハンス・ヴォルフ(10機撃墜)に撃墜されて1918年5月16日に戦死した。

マッカデンはアルバート・ボール(44機撃墜)と並んで英国民の間で最も人気の高いエースだった。

SMER 1/48デ・ハビランドD.H.2

ローデン1/48 S.E.5a