名前:エルンスト・ウーデット

所属:ドイツ帝国陸軍

階級:少尉(最終 空軍上級大将)

誕生日:1896年4月26日

死没日:1941年11月17日(45歳 自決)

撃墜数:62機

叙勲:プール・ル・メリート

経歴:ウーデットは世界で第4位、ドイツではマンフレート・フォン・リヒトホーフェンに次ぐ第2位のエースだった。

1916年3月18日フォッカーD.Ⅲ(下の写真)に搭乗して単機で22機のフランス機編隊に殴り込みをかけ、ファルマンF40を初撃墜した。その後Jasta15に転属して1917年5月までに5機を撃墜したが、その中にはフランスのエース、アルフレッド・ウルトー(21機撃墜)が含まれている。同年6月にはフランスのトップエース、ジョルジュ・ギヌメールと1対1のドッグファイトを演じて、引き分けた。

さらにJasta37に転属して14機を撃墜した後、1918年3月にリヒトホーフェンに招かれてJasta11に転属して3機を撃墜した。リヒトホーフェン戦死後は同じJG1のJasta4指揮官となり、39機を撃墜して総撃墜数を62機とした。その中には8月12日に撃墜した大英帝国空軍のアイヴァン・ハインド(8機撃墜)や8月22日に撃墜したトム・ファルコン・ヘイゼル(43機撃墜)らのエースが含まれている。

ウーデットの愛機には常に恋人(後の妻)エレノアの愛称LOが描かれていた。

第一次大戦後はヨーロッパ各国やアメリカを巡って曲技飛行を行ったり、「死の銀嶺」や「モンブランの嵐」など多数の映画に出演した。

その後ヒトラーに招かれてドイツ空軍に入り、上級大将まで昇進したが、航空機生産責任者としての失敗を問われてピストル自決した。


巡業飛行開催中のウーデットと愛機のフラミンゴ号

ルネ・フォンクと


妻エレノアと