名前:フランク・ルーク
所属:アメリカ陸軍
階級:少尉
誕生日:1897年5月19日
死没日:1918年9月29日(21歳 戦死)
撃墜数:18機(うち気球14個)
叙勲:議会名誉勲章 DSC
経歴:アメリカ最高の気球撃墜王。1897年5月、ドイツ系移民の子としてアリゾナ州フェニックスで生まれた。第一次大戦終盤の1918年7月25日に第27飛行中隊に配属され、同年9月12日にスパッドⅩⅢで最初の撃墜を記録してから9月29日に戦死するまでのわずか18日間にドイツ機4機と気球14個を撃墜した。
9月29日にはヴェルダン付近で気球3個を立て続けに撃墜したが、自らも撃墜されて不時着し、ドイツ軍に包囲された。ドイツ兵はルークに降伏するよう勧告したが、リュークはこれを拒否し、コルトM1911自動拳銃を発砲して激しく抵抗したため、射殺された。
戦死後の1919年5月にアメリカ軍パイロットとして第1号となる議会名誉勲章を追贈された。
同じ第27飛行中隊でペアを組んだエース、ジョセフ・ウェーナー(6機撃墜、戦死)もドイツ系移民の子で、ルークの唯一無二の親友だった。
アリゾナ州フェニックス・スカイハーバー国際空港に展示されているルークのスパッドⅩⅢ